羽虫のヘルツ
著者
["三宅乱丈"]
掲載誌
| 雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
|---|---|---|
| 月刊コミックビーム | エンターブレイン |
細部
- 16 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 16:17:46 10753
再婚して数年、生まれた多美はまだ小さい。だけどもう、この男のモラハラには耐えられない。彰人くんには悪いけど、札幌に帰ろう──俺のクソ親父と離婚したタミママは、タミーを連れて実家に帰っちゃうらしい。俺も高校出たら札幌行こう(今から計画しとかなくちゃな)──えッ! あーちゃん、なんで急に札幌? 俺を置いて行くの!?(「アレ」はもうやってくれないの??)──ママは女優の岸野尭、父親は知らない。だから私は猫を被る。なのに! 大学の友達にも頑張って嘘ついてたのに! 身バレした!──私、橋本加奈子には人に言えない超能力がある。人間の出す「好きの匂い」がわかってしまうというもので、これは話すと長くなるんだけど……って田代くん!?──デパ地下に橋本がいたせいで嫌な記憶を思い出した。ところであの堺彰人って学生、よく俺がゲイだって気付いたな──重ならないヘルツは重ならないままに、交わるべき人生が交わっていく。ビームの重鎮・三宅乱丈による、前人未到のハイテンション群像劇、ここに開演!
ランキング情報
2025年漫トロ個人ランキング 1 位 点 くさつ
2025年漫トロ個人ランキング 1 位 点 かりふら
2025年漫トロ個人ランキング 6 位 点 かしま
2025年漫トロ個人ランキング 11 位 点 みつ豆
2025年漫トロ個人ランキング 17 位 点 38歳独身男性ロックゥ
2025年漫トロ個人ランキング 18 位 点 ぼーず
2025年漫トロ個人ランキング 20 位 点 海底砂漠
- 1 : 名前: かしま 2025/10/11 (Saturday) 13:54:40 10016
ケーキ食べたい
- 2 : 名前: なめし 2025/10/12 (Sunday) 19:57:28 10096
変な性癖上塗りして絶妙なゲイっぽさを後景に飛ばすの、アリなんすか?
- 3 : 名前: ひじき 2025/10/12 (Sunday) 20:34:21 10103
これでゲイじゃないは日和見主義者ですよ。
- 4 : 名前: なめし 2025/10/12 (Sunday) 21:21:46 10112
作中にも言及あるしゲイとして描いてるとは思うんだけど、顔面ケーキっていう新たな「変さ」を用意することがゲイを当然視させるギミックになっちゃってて、それはどうなんって気持ちになる。実際顔面ケーキくんのいないところで先生が(こいつもこちら側なのか……?)ってなるシーンはすれ違いコント仕立てにしてるとはいえちょっとノイズになってるし。現実ではまだ「変」とされているものを所与として作品世界に持ち込むのは頑張ればいいと思うけど、それを別の「変」(しかもその「変さ」が読者が笑うための前提になってる)に注目させることで実現させてると思えちゃうシーンがあるのがモヤる。たまたまそうなっただけだと思うし作品にとってそこまで本質的な話でもないけど。
- 5 : 名前: 146B 2025/10/13 (Monday) 04:32:53 10126
札幌って計画都市で碁盤の目の形をしているという意味で京都の模倣の街なんですけどそういう意味でこれって京都漫画なんだよね
- 6 : 名前: みっきー 2025/10/13 (Monday) 13:43:10 10141
主張の激しいモノローグは漫画っぽい表現で好き。
- 7 : 名前: ひじき 2025/10/14 (Tuesday) 05:23:52 10210
気持ちよくなっちゃうよな。
- 8 : 名前: 海底砂漠 2025/10/14 (Tuesday) 11:38:35 10222
字が多い
- 9 : 名前: くさつ 2025/10/15 (Wednesday) 14:21:59 10288
コマを横断してデカデカと心情を開陳する演出が本当に気持ちいい。その一点だけでも評価できる。
- 10 : 名前: 38歳独身男性ロックゥ 2025/10/15 (Wednesday) 16:40:57 10332
なんか、マントロ民が好きそうな漫画〜〜
- 11 : 名前: B,O,W, 2025/10/16 (Thursday) 15:12:21 10399
タイトルと表紙からラッパー漫画だと断定、アレルギー起こしてたけどめっちゃおもろいやんけ!
- 12 : 名前: よしはる 2025/10/19 (Sunday) 02:49:59 10441
弁当屋の話のおまけページにLINEトーク画面のイラストが書いてあって、「レナが古いスタンプを大事に使う」っていう吹き出しがついてるんだけど、あのイラストだと明らかに橋本側が送ってるんだよね。ほんまに細かいミスだけど、LINEへの解像度の低さにも作者のベテラン度合いが表れてるなと思った。
- 13 : 名前: 外海 2025/10/20 (Monday) 06:01:56 10527
自分は正直面白さがわからなかったけど、「ダシ巻きだけは!あぁーっ!」には不覚にも笑ってしまった。
- 14 : 名前: ひじき 2025/10/21 (Tuesday) 02:45:21 10556
「どくどくどくっ」射精すぎるしゲイカップルのメタファーだと思ったら真ゲイ出てくるのはどういう気持ちで描いてるのか。
- 15 : 名前: よしはる 2025/10/24 (Friday) 07:06:55 10644
ゲイに限らず同性愛が出てくる作品って、近年のジェンダーレスの思想を感じて思わず忌避しちゃうんだけど、この漫画に関してはあくまでゲイを舞台装置として使ってるだけだから不快感はなかった。逆に言うと、最近の作品で同性愛を登場させると、作者が意図してなくても勝手にジェンダー思想を意識させちゃう部分があると思うんだけど、三宅乱丈は漫画が上手すぎてそれを感じさせないのがすごい。
- 16 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 16:17:46 10753
再婚して数年、生まれた多美はまだ小さい。だけどもう、この男のモラハラには耐えられない。彰人くんには悪いけど、札幌に帰ろう──俺のクソ親父と離婚したタミママは、タミーを連れて実家に帰っちゃうらしい。俺も高校出たら札幌行こう(今から計画しとかなくちゃな)──えッ! あーちゃん、なんで急に札幌? 俺を置いて行くの!?(「アレ」はもうやってくれないの??)──ママは女優の岸野尭、父親は知らない。だから私は猫を被る。なのに! 大学の友達にも頑張って嘘ついてたのに! 身バレした!──私、橋本加奈子には人に言えない超能力がある。人間の出す「好きの匂い」がわかってしまうというもので、これは話すと長くなるんだけど……って田代くん!?──デパ地下に橋本がいたせいで嫌な記憶を思い出した。ところであの堺彰人って学生、よく俺がゲイだって気付いたな──重ならないヘルツは重ならないままに、交わるべき人生が交わっていく。ビームの重鎮・三宅乱丈による、前人未到のハイテンション群像劇、ここに開演!
- 17 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 16:26:05 10754
>新たな「変さ」を用意することがゲイを当然視させるギミックになっちゃってて
これにかんして、似たような「被せ」の構造をデパ地下回でも作ってることに再読して気がついた。好意を嗅ぐ超能力を出す直前、というかその話の冒頭に、野菜とフルーツの声が聞こえる超能力持ちのおじさんを登場させている。このおじさん、物語に登場しなくとも一切問題ないし、実際すぐに退場していくのだが……。
- 18 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 16:46:17 10756
>最近の作品で同性愛を登場させると、作者が意図してなくても勝手にジェンダー思想を意識させちゃう部分があると思うんだけど、三宅乱丈は漫画が上手すぎてそれを感じさせない
現状のビームは、一定数の規模を持つ「集団」であるとして世間にその存在が認められつつあるマイノリティをエンパワメントする作品が多く、たとえばゲイを"自然"に描く「羽虫」にもそういう側面があるのは事実なのだが、登場するマイノリティのなかに、それと並置するようにしれっと「好意の匂いがわかる」とか「野菜の声が聴ける」とかが混じっている点に注意。非公然で集団未満の「一人一派」と言える根本的な意味でのマイノリティすらも肯定的に描いているという点で、きわめて"過激"な漫画でもあると思う。近年主流のジェンダー思想が漫画の上手さで脱臭されていると見るよりも、それがよりラディカルな思想によって相対化されていると捉えるべきではないか。
- 19 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 16:48:45 10757
あー、書き終わって思ったけど17と18は結局同じことですね。
- 20 : 名前: かりふら 2025/10/27 (Monday) 17:02:44 10759
どなたか顔面ケーキプレイを一緒にやってみませんか? お弁当でも、構いません。
- 21 : 名前: 新萬 2025/10/27 (Monday) 17:18:39 10761
まぁ政治的に読むならこう読めそう、という話。座談会でも言った通り、僕が個人的に受け取ったメッセージは非公然で一人一派のマイノリティ性はあってもなくても(どうでも)いいということ。つまり>18に書いた「肯定的に」の妥当性は一旦留保。親父やタミママを見るに、「人生楽しんだもん勝ち」感もあり、そこも好き。