恋愛マスター秋★枝先生が珍しく童貞臭ムンムンで、表現に工夫を凝らそうとしたことに感心してランクイン。好意が可視化するという発想は、内発的と思いこんでいる好意が他者の好意に感応して発生、高揚したものに過ぎないという一面的真実と符合している
最新10件
恋愛マスター秋★枝先生が珍しく童貞臭ムンムンで、表現に工夫を凝らそうとしたことに感心してランクイン。好意が可視化するという発想は、内発的と思いこんでいる好意が他者の好意に感応して発生、高揚したものに過ぎないという一面的真実と符合している
「の闘牌」という使い古された麻雀漫画のテンプレ表現を、近年麻雀会を揺るがす「異能」という言葉に繋げた1文字の無駄もない副題はこの漫画のおもしろさの質と量を端的に規定している。期待を良くも悪くも裏切らない爽快な漫画。
昨年2位。この漫画に置いて「つぼみ掲載」「百合漫画」というファクターやフィルターはあまり良い影響・印象に繋がらないと思う。前者故に不自然かつチープなキャラクター構成に至っている気がする(まあ弁護しすぎか)し、後者はそもそもこの漫画の本質ではない。自分は自分だから自分でどうにかすると言っておきながら、結局他人の価値観に依拠しながら行動してしまっている実際よくいる駄目人間の静かな怒りと嫌悪と絶望、そしてその末路。これが「無意識的に」描かれることを期待している。とりあえず50位以内に小川麻衣子が2つ入って私は幸せです。
そんな簡単に行動原理が捉えられて枠組みにははめられるような漫画というのは良くも悪くもその程度。漫画を「読み進める」という行為の真の悦びとはその空白にこそ感じうるのではなかろうか。昨年の「ヒメゴト」の時も思いましたが、人物がカッチリ動くことは良い漫画の十分条件かもしれないけど必要条件では全くない。
今年の一桁と言えるほどの卓越性はない。
野宿勢として読まなかったことが悔やまれる作品。四国行ったときに印象に残ってる人物は電車待ちの私に10分以上息子の話と説教を垂れたおばあさん。
広瀬岬一は高校の入学式の朝に出会った変わり者の先輩・大鳥希に家族を救われ、“地球侵略”の仲間になることを承諾する。が、侵略は遅々として進まない。けれども“仲間”として過ごす時間は確かに互いの気持ちと関係を少しづつ変えていくのだった。かわいい先輩と実直なショタ(主人公)に悶え、独特の空白感のある雰囲気と展開に想像がかき立てられてしまったあなたは、この新鋭・小川麻衣子が描く新たな形のSFファンタジーから目が離せなくなることだろう。