天幕のジャードゥーガル
著者
["トマトスープ"]
掲載誌
| 雑誌名 | 雑誌掲載情報 | 出版社 |
|---|---|---|
| Souffle | 秋田書店 |
細部
ランキング情報
2022年漫トロ個人ランキング 3 位 点 シチョウ
2022年漫トロ個人ランキング 3 位 点 K
2022年漫トロ個人ランキング 6 位 点 へっど
2022年漫トロ個人ランキング 7 位 点 清盛
2022年漫トロ個人ランキング 12 位 点 くさつ
2022年漫トロ個人ランキング 19 位 点 はたはた
- 1 : 名前: シチョウ 2022/10/22 (Saturday) 03:58:19 7636
へうげもの然り、ワールドイズダンシング然り、こういう「あるモノをどう解釈して自分の中で整理するか」がポイントになる作品が基本的に大好きだが、1巻終盤の展開がそういうテーマの作品の中でも特に秀逸だなあと。「知名度が故にコレクション的にユークリッド言論を欲しているだけ」という前提の元で取り返すため交渉→相手方がユークリッド言論の価値を理解しており、しかもその解像度の低さに対して自分の負った犠牲があまりに釣り合わないことに絶望、と3段階の解像度を一つの場面で描いき、それを漫画として魅せているのは本当に凄い。
- 2 : 名前: シチョウ 2022/10/23 (Sunday) 06:37:55 7675
あと第一話も好きなんだよな。自分と同年齢だから同レベルだと思っていた主人一家の息子が自分よりはるかに深遠な世界を見つめていることに気付き、悔しくなって拗ねてしまう。この手の文化系漫画だと美しさや深さに魅了されるところから始めがちなところを、自分の浅薄さから始めているのは、エンタメ的な誤魔化しをしないという気概を感じて好感が持てる。
- 3 : 名前: シチョウ 2022/10/23 (Sunday) 06:39:00 7676
座談会で僕以外が絵柄や舞台設定の話に終始しているのには(僕も寄せに行った側面はあるが)、不満がないではないので、座談会に多少上記のニュアンスを書き加えて下さればと思います。書き加えない部分はコメントで。
- 4 : 名前: みかんばこ 2022/10/28 (Friday) 12:23:50 7793
描かれる帝国の野蛮さ、知をアクセサリーとしているのもそうだが、支配者層がまるで搾取に無意識なさまが見えているのがいいね。
- 5 : 名前: 146B 2022/10/28 (Friday) 12:23:56 7794
ランキングに入れ損ねてしまった。やっぱ数学がわからない野蛮なやつをどうにかしてわからせたい。
- 6 : 名前: へっど 2022/10/28 (Friday) 12:49:06 7825
ユークリッドの原論が登場した瞬間絶頂してしまった。
- 7 : 名前: はたはた 2022/10/28 (Friday) 13:05:19 7836
wikiでその後の人生を見ると続きが楽しみになった。
- 8 : 名前: 146B 2022/10/28 (Friday) 16:10:06 7893
中学でも元は扱うし、高校の世界史では多くのフビライ=ハンの息子たちの名前が出てくる。自分が勉強したことが漫画で出てくると嬉しい。
- 9 : 名前: くさつ 2022/11/02 (Wednesday) 08:37:45 8142
世界史を学ぶと気付くことがある。「帝国」なんて名の付くヤツは大抵ろくなもんではない。この漫画に出てくるモンゴル「帝国」もその一つ。頑張れ主人公!
- 10 : 名前: はたはた 2022/11/05 (Saturday) 03:55:17 8255
あらすじ
13世紀イラン、奴隷の少女シタラは学者一家の下で学と教養と温かなつながりを手に入れていた。
しかし、その生活もつかの間モンゴル帝国の侵略により主人の一家は殺され、大切な本は奪われ、自身はモンゴルへと連れ去られてしまう。
連れ去られた先のモンゴルでは、チンギス・ハンの第4皇子の正妃ソルコクタニに仕えるようになり、痛みへの慣れや恐れとはらされない恨みの葛藤に苦しみながら過ごす。
そんな中オゴタイの第6夫人で、自身と似たような境遇を持ちモンゴル帝国の混乱を望むドレゲネと出会う。
チンギス・ハンは死に、モンゴル帝国は微妙な力関係の上で脆くなっている。モンゴルに嵐を呼ぶにちょうどいい時勢である。
これは女二人が大きな力に知恵で抗う後宮譚。