あらすじ
大阪府立芸術高等学校1年のレンジは、絵を褒められることに喜びを感じ、皆に頼られる学校での「居場所」に満足していた。そんなある日、家庭の事情で学校を休んでいたナオミがレンジのクラスにやってくる。自分のためだけに絵を描く彼女は奇抜な行動を繰り返し、皆の注目を集める。「居場所」が彼女に脅かされていくことに恐怖と焦りを感じたレンジは、学校で好き勝手にふるまわせないことを条件に彼女の放課後の自主制作に協力するが、絵に対して誰よりも純粋で本能的な彼女に影響されてゆく。
ナオミに関わっていくことでレンジは「破滅」してゆくのか、それとも・・・。
承認欲求に縋るレンジと、むき出しの本能で絵に相対するナオミが紡ぐ、最前線ファム・ファタル。