暗く優しい絵柄の世界に生きているムジナ。より一層可愛く思える。
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この作品のなかで行われる言葉のやり取りの多くは、「照れ隠し」。恋をした相手への恥ずかしさ、新しくできた関係へのもどかしさ、本当に距離を縮めてもいいのか分からない緊張。そのまま言えずにごまかした言葉は、その人にしか言えないまっすぐな言葉。リアルから最も遠くて最も近い漫画表現だと思う。
あらすじ
田舎の女子高生ようことマキは、放課後いつも一緒にいる友達。自転車で帰り道を二人乗りして、歌を作って笑いあい、家で遅くまで話す日々。しかしようこは他のクラスメイトとの交流を心では望み、それでも馴染もうとしないマキのことも考えては板挟みに悩む。お互いがお互いを求めながらも、素直になれずにいる。素朴で劇的な二人の関係を、自然なタッチで描く。
作者のテーマがどこにあるのかがもっと明確に分かれば、登場人物が持つメッセージ性や役割に気付けるのかもしれないと思った。必滅のぼくらは、こうした生と死を扱う物語に何らかの「必然性」を求めてしまう。
かいけつゾロリ。
才能、羨ましい限り。出会い、羨ましい限り。
日本と違って、海外では科学を子供たちに楽しく伝える媒体としておとぎ話などのフィクションをよく用いるらしい。この漫画がそういった役割を担っているかは分からないが、個人的には好きだしワクワクさせられる。