あの子の特別な何かでありたいし、あの子の特別な何かを持っていたい。男女だったらその関係は「恋人」という形に落とし込めるかもしれないけど、女の子だったら? それは親友でも恋人でもない、二人だけの表象不可能な特別な関係。これが関係性漫画としての百合の本質だと思っている。その意味ではこの漫画は正に素晴らしい百合漫画。だけど今年の漫画としてランキングに乗るのは怪しくないか?
あの子の特別な何かでありたいし、あの子の特別な何かを持っていたい。男女だったらその関係は「恋人」という形に落とし込めるかもしれないけど、女の子だったら? それは親友でも恋人でもない、二人だけの表象不可能な特別な関係。これが関係性漫画としての百合の本質だと思っている。その意味ではこの漫画は正に素晴らしい百合漫画。だけど今年の漫画としてランキングに乗るのは怪しくないか?
『甘々と稲妻』なり「アカギ」なり、今年完結した漫画は数知れず。その中でこのマンガがベスト30にランクインするのか……
3巻という手軽さと、いつもブンピカに置いてあったことから、取っ付きやすかったんじゃないの?マーケティングの勝利ですよ。
1話あたりのページ数が少ないのが惜しい。月刊誌だったらもっとじっくり話を描けそう。
内容云々以前にこれが30位以内なのはおかしいって。ランクインに寄与した奴を泣かせたいよ。
私は泣きたい。
シンプル。百合系統の良さ(心情描写がどうとかね)はよく分からないので、個人的に共感できるかを重視。興味がある、気になるからなんか好きって感情は男女、異性同性問わず少なからず皆持ってるものなんじゃないかと。
座談会で別に男女でも話としては成り立つみたいなこと言ったけど、それでも作者が女同士の話にしたのは、そちらのほうがより複雑で繊細な感情を描けるからだと思う。そしてそれを美しく描き切った、そこに自分は百合的な側面を含め惹かれた。
あらすじ
他人を寄せ付けない優等生・羊は、ある日映画館で、クラスの不良少女・ハナの涙を見る。ハナや同級生とのやり取りを通して、羊は他人と深く関わるということを考える。そんな折、羊は仲の良い2人の関係が変わってしまう光景を目の当たりにする。自分はハナとどういう関係でありたいのか。考えた末に羊が出した答えとはーー。他人と関わるのが不器用な女の子たちの、涙で繋がる物語。